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運転免許一発試験受験記

〜普通一種免許試験場受験奮戦記 千葉県幕張の免許センターの場合〜

運転免許センター


まず始めに、今回の免許再取得にとてもに役に立った、またこのページを作るにあたり大変に参考になったサイトを以下に紹介する。試験のポイントなどの実際は、是非下記のサイトを参考にされたい。

★さらやさんのサイト「普通免許再取得への道」
http://homepage3.nifty.com/saraya/
1999年、男性会社員、普通一種マニュアル車、千葉の幕張での受験。
ネット上を「千葉県 AND 免許関係」で検索していたら始めにヒットしたサイト。
このページにはどれ程勇気づけられた事か。免許コーナーのBGMがなかなかシュール。
★大竹さんのサイト「Let's!免許再取得!!」 <相互リンク>
http://www.d6.dion.ne.jp/~ohtake.k/menkyo/
2001年、 子持ち主婦、普通一種マニュアル車、 岐阜の多治見での受験。
細かくポイントが述べられており、これから一発試験に挑む人にはとっても役立つ事うけあい。
特に、「仮免技能の試験や練習で学んだことのまとめ」は一見の価値あり!
私は仮免試験の時にこの部分を千葉用にアレンジした物をプリントアウトして持ち歩いた程。(^O^)
★つね吉さんのサイト「一発試験受験記」 <相互リンク>
http://homepage1.nifty.com/-omnibus/
2000年、男性会社員、普通一種マニュアル車、東京の鮫洲での受験。
その他各種資格にチャレンジされている様でその受験記も必見。
★あっちゃんの一発試験講座 <相互リンク>
http://www003.upp.so-net.ne.jp/rexcel/
200?年、男性会社員、普通一種AT車、東京の府中での受験。
非常に綺麗なページです。チャットルームや掲示板もあるある様です。


プロローグ アルバムジャケットAKINAの1st Album(^^;

1998.4.某日

その日の仕事は神奈川で深夜にまで及んだ。0時過ぎ、やっと仕事の目処がたって帰路についた。 いつもの様になにげなく車を走らせて、首都高湾岸線東行きを通り、家に向かっていた。 仕事で汗だくになっていた私は、体中の肌がべとべとで気持ち悪い、今すぐにでも風呂に入りたい、一刻も早く家に着きたいっつー事で、ついアクセルをいつもより余計に踏んでいた。
大井の料金所を過ぎ東京港トンネルを出ると湾岸東行きは緩やかな登り坂になっている。 トンネルを出たのでアクセルを更に開ける。 休日には観光客、若者らで賑わうベイエリアにある某ラジオ/テレビ局の前を通過した時、その瞬間はやってきた。 前方に真っ赤に轟く赤外フラッシュの光、そう、オービスのフラッシュをまともに食らってしまった。 しかも、コイツは検挙率が高いという最新式の「Hシステム」だった。ヤバ。超ピンチである。(++

首都高速湾岸線

思い出の「その現場」の手前(^^;

中央手前側のビルは「某ラジオ/テレビ局」の新社屋

「ウエポン」は前のバスが邪魔で見えないがこの先のゲートの所
(某ラジオ/テレビ局の建物のほぼ真横付近)

私の二の舞にならない様にするために・・・
トンネルを出て左前方にこのビルが見えたら減速すべし!

私はそれ以来、この建物を見ると苦い記憶が脳裏をよぎり
条件反射的に寒気が走るという哀れな体質となってしまった
若者でごった返すこの周辺のベイエリアの観光スポットにも
未だに足が向かないのは言うまでもない
(近いからわざわざ来る必要もないだけという噂もある(^^;\)


2004年4月、某なっち&やぐちが出演した某米フェス収録の観覧を
ここにちゃっかり見に行き、この二人を生で見て来ました(爆





1998.6.某日

実はそれまでにもオービスを何度も光らせた事はあった。ところが今まで一回も呼び出しを食らった事は無かったので、「もしかしたら今回も・・・」という淡い期待もこの時ばかりは見事に裏切られ、恐れていた「不幸のハガキ」がやってきてしまった。そう、警察からの出頭命令通知である。 もう逃れられないと思い、出頭指定場所の新富町の高速警察隊の事務所の担当官を訪ねる。
モノクロながらも自分の顔と車のナンバーがバッチリ写っている写真を見せられ言葉も出ない。 以下は担当官と私のやり取りである。

担当官 随分速度出てましたね。お年からして走り屋さんじゃないよね?
(キッパリと)違います。
担当官 あそこ80キロ規制で、手前に2ヶ所も速度取締中!の電光掲示板あったでしょう?
ありました。
担当官 じゃあなんで速度落とさなかったの?
ちょっと急いでいたものですから・・・。ゴニョゴニョ
担当官 あそこ登り坂になっていたでしょう。事故が多いところなんですよ。
登り坂の先見えないでしょ。その先で渋滞してたらそのまま突っ込んじゃうよ。
こないだも空港のトンネルの手前のとこで大事故あったばかりなんですよ。
そうなんですか。
担当官 スピードの追跡取り締まりもミラー見てれば後付かれたのわかる筈なんで、
それ気付かないで突っ走っちゃう様な人は注意力不足で危ないから捕まえます。
危ないとこだから取り締まりやってます。事故があってからでは遅いでしょ。
おっしゃる通りです・・・。トホホ

ご存知の通りオービスで検挙の場合は反則金ではなく間違いなく罰金刑のレベルで、私のケースも例外ではなくその場で 「赤い切符」を切られてしまったのはいうまでもない。罪状:速度違反50km/h以上。点数はいきなり12点。(** 

取り調べにあたったその担当官の言葉には妙に説得力があった。この人は自分の仕事に誇りを持っているんだろうと思った。罰則者にただ高圧的に接するのではなくて、その人の言葉には相手を思いやる優しさが感じられた。これから罰金刑を受けるというのに、私は何か晴れ晴れしい気持ちになって、この担当官の話を聞いてしまった。この数週間後、先の出頭時に説明された通り「簡易裁判所」からの呼び出しがあって罰金額が決定し、 その1週間後、今度は幕張の試験場にある「執行係」からの呼び出しにより、免許の停止(処分は180日、講習受けて100日に短縮)が確定した。



1998.8.某日

仕事で急きょ栃木の真岡の近くに行かなくてはならなくなり、事もあろうに車で出掛けた。夜の9時過ぎ、仕事の用事を済ませて帰路についた。行きは日中で、東北道と4号バイパスというスタンダードなルートを通ってきたが、帰りは日もとっぷり暮れていて辺りは既に真っ暗になっていた。別に急ぐ旅ではなし、高速代がもったいないのでR294を通って取手へ出るルートを選んだ。この選択が後々「人生最大の試練」を招く事になるとはその時知る由もなかった。

R294で真岡から下館を通って下妻へ入ったところで、後の大型トラックが車間を詰めてあおってきた。前は空いており後がうるさいので、少しちぎってやろうとアクセルを開けてトラックを引き離した。後続のトラックとの距離が数百メートル以上になったので巡航速度に移ろうとしたところ、前方でニンジンを振る交通整理の人影と進路を塞ぐ様に不気味なワゴン車がするすると現れた。次の瞬間、その人影が警察官である事に気付くのに、そんなに時間は必要ではなかった。そう、あろう事か「移動オービス」に引っかかってしまったのだ。嗚呼南無参! 頭の中で、あのインベーダーゲームの"Game Over"の時の音楽が鳴り響いていた。全てが「終わった」事をその時に確信した。

#R294は茨城でも「取り締まり重点路線」という事で沿道に交通機動隊の詰め所もある事を後になって知った。

そこには、すっかり落胆してしどろもどろな言葉で取り調べに応じている自分がいた。その後の事は今更書くまでもないだろう。免許停止中の運転、すなわち「無免許運転」という扱いになり、新たに12点で先の停止のきっかけになった速度違反の12点を加算、その前に累積していた駐禁などの3点が加算され、合計27点で結局「免許取消し〜失格2年」が確定した。Oh My God! Breath My Soul! What's happen with me!

#ほんの数ヶ月の間に「罰金」を2回も食らうという離れ業をやってのけた。
#私の納付額でガードレールの1本もできたのでは? と自負している。(^^;\



1998.12.14〜2000.12.13 空白の2年間

その後、聴聞会の日程を勘違いしていて行かなかったりと色々あって、結局、2000.12.13まで「新たな免許試験を受ける事ができない」という事になった。いわゆる運転免許試験の失格期間という奴である。「車を運転できない」という情けない日々が悶々と過ぎて行った。

運転できないという事もさる事ながら、失格期間の間は「身分証明書」としての運転免許証の重要性を思い知らされる事になる。例えば、仕事で官庁や大会社などの現場に入る際に事前に提出する身元調査でも、ごく自然に運転免許証を要求され、ケータイを新規に契約するのにも免許証が必要、免許証がないとレンタルビデオ店の会員にすらなれない。

#仕事上や海外旅行などの必要理由ならまだしも、そのためだけに「パスポート」を申請するのもね〜




免許再取得計画のスタート

2001.5.14〜15 処分者講習

「訳あり組」の免許再取得への第一歩とも言うべき、いわゆる「処分者講習」というのを幕張の免許センターへ行って受けた。失格期間が明けてそろそろ3ヶ月になろうとしていた3月中に予約の電話を入れてみたのだが、すぐ受けられると思っていたのは大きな誤算で、講習を受けられたのが5月も中旬以降という事になり、結局大体2ヶ月位待たされる事となった。千葉の場合、講習は月曜と火曜、あるいは木曜と金曜という様に、連続して2日の行程で受ける事になっている。

講習費用2日間で33,800円は結構痛い出費であるが、これを受けなければ新たな免許試験を受けられない訳で(本免許試験 仮免まではこの講習をうけてなくても受験はできる事を後で知った)、カリキュラムの中に試験場所内のコースを試験用車両で走るというのがあって、これから免許取得を志す者にはなんとも有り難い機会に恵まれた事はラッキーだった。

講習の内容についても少し触れておこう。

講習は1クラス20名ほどの比較的少人数で行われる。先に述べた技能講習(実車)などは、更に4人位の小グループに分かれて、各グループに教官がそれぞれ1人付いて車に乗る事になる。各自の実車講習が終わったあとは、教室に戻りそのグループ単位で担当教官を交えてディスカッションする。その場では、先に受けさせられる性格・心理分析や運転適性のペーパーテストの結果の内容なども話し合われる。

「処分者講習」という何か閉鎖的な名前、講習を受ける前に感じるなにか重苦しい空気、高圧的な講義スタイル、悲惨映画を高い金払って見せられるだけとかいうイメージとは裏腹に、実際の講義は実にオープンで、明るい雰囲気の中で行われた。加えて受講者同士も実に和気藹々と、楽しい雰囲気が教室を包んでいた。親しくなったI氏とは後に携帯番号を交換したりと、この後試験場でもお会いする事となる。

#PRしときましたよ! >処分者講習の○○先生
#後の本免許交付の日に交付待ちの時にたまたまお見かけしてご挨拶した時おっしゃっていたので・・・

写真は、試験場の所内のコースの各部を、今後の試験対策のためデジカメ(Cyber-shot DSC-F55)で撮影した画像。

ゲート 外周/障害物
信号のある交差点 外周→分岐路
坂道 踏切
クランク入口 S字入口

方向転換

縦列駐車




2001.5.16 仮免1回目

処分者講習を終えて試験場での運転の感覚を忘れないうちにと、次の日にいきなり仮免許の試験を受ける事にした。センターに着くと前出のI氏と偶然にも再会する。彼も今日試験を受けるとの事。私はというと前の日に学科の模擬問題集を地元の本屋で購入、一夜漬けの勉強をしてまず学科試験に臨んだ。結果は無事通過。多分満点。ひとまず最初の関門を突破した様だ。

ちなみにここ幕張では試験自体は土曜を除く平日に、行った当日に受付してもらえて受けられる。ただ、学科が受かってその日の午後に受ける初回の技能に落ちると2回目以降は予約が必要で、私が受けた時点でだいたい1週間位待たされる事となった。

この日の午後からいよいよ技能試験である。その日のコースはコース2(後述)だった。運転にはそれなりに自信はあるし、現在持っている車もマニュアル車なので、試験自体はそんなに恐れてはいなかった。ところが結果は惨敗! コースの2/3位の所(S字をクリアして外周道路に右折する所)で「強制送還」となってしまった。減点が規定に達してしまった模様。

試験後の車を降りる間際に試験官曰く、「メリハリのない運転だ。40キロのとこでも速度出てなかったけど、普段はもっとスピード出すでしょ? あと安全確認は目視でやらなくちゃ駄目だ。それと左折の時に左側空きすぎでもっと左に寄らなくちゃ二輪車とか巻き込んじゃうよ。運転はできてるんだから、もう少しその辺練習した方がいいね。○○さん(私の名前)の運転はこうだ!ってのを見せて欲しかったな。」  試験前に試験担当官から説明があった「不合格者にはワンポイントアドバイスします」という公約とは裏腹に、試験官は充分ポイントを指摘してくれたし、比較的親切で好印象だった。

確かに目視での巻き込み確認(いわゆる首振り)を殆どやってないし、キープレフトもできてない。なにより、慎重な運転という事だけに気を取られていて、運転が萎縮してしまった様だ。最も、「今回は練習のつもりで、自分なりの運転をやって欠点を洗い出すつもりだったのでこんなもんだろう」などと自分を慰める。やっぱり、試験用にちゃんとポイントを押さえなくては駄目な様だ。ちなみに、この日のマニュアルの仮免受験者は全滅だった。

「学科証明」→申請書に学科試験合格のハンコが押されたもの を試験官から返され、次回の技能予約をし、新しい受験申請書をもらって、その日は試験場を後にした。

#新しい申請書の証紙欄に4250の鉛筆書きの文字が・・・
#次回学科がない分受験料安いと思ったら同じなのね〜(+_+)

 

2001.5.24 仮免2回目

前回の教訓を生かすべく、今度はじっくり情報を収集してから試験に臨む事にした。まずやった事は、試験コースを徹底的に攻略する事である。技能試験場の待合所の所には、ホワイトボードのコース図が置かれている。これをデジカメで撮影して、自前のコース図を作って研究する事にした。(下図参照)

コース図

この画像は編集済みの画像をWeb表示用に縮小したもので、実際のサイズは1600dot×1280dotで2.5Mbyteにもなる(^^;
その後、本館の売店でコースの見取り図が売られていて、それにコースを手書きで写せる事が判明! ナンテコッタイ

次にやったのはインターネット上の情報検索である。幸いにも、冒頭にも述べた素晴らしいサイトを発見する事ができた。それらのサイトの内容を参考に、イメージトレーニングを試験前日まで充分やった。という訳で、今回ばかりは、IT時代の何て有り難い事かを実感した。

#前日に前出のI氏のケータイから電話、1日早く予約していた彼は仮免合格したとの事。幸先いいぞ!

この日の試験予約は午後からだったので、昼休みの時間にコースを最終下見する事ができた。技能待合所に行くと前回の試験で一緒になった若い女の子がいる。彼女は「訳あり」でも「失効」でもなく「非公認」の教習所で練習して「一発」をしかもマニュアルで志願して来た正に勇敢な女の子である。免許証に「オートマ限定」とかの条件が入る事が嫌でマニュアル志願だとの事。なかなか気合いが入っている。

12時40分から試験方法の説明となり試験開始。しばらくして自分の番が回ってきた。その日のコースは前回と同じ2コース。これはラッキーである。で、結果はイメージトレーニングとコースの研究が功を奏したのか、何と無事突破する事ができた。ヤッタぁ〜

技能試験に合格すると、全ての受験者の試験が終了するまで、技能待合所で待たされる事になる。全試験終了後、担当官から合格者各自の氏名が呼ばれ、合格者全員で適性検査を受けるためにセンターの本館へ移動する事となる。正に「勝者の行進」である。証紙販売窓口で仮免許の交付手数料分の印紙を購入し、適性検査の窓口へ並ぶ。全てが終わったあと、残りは仮免許の交付を待つだけとなる。1時間ほど待たされた16時過ぎになって、やっと待ちに待った仮免許証が交付になった。

#先ほどの彼女は残念ながら今回は不合格となった。頑張れよ!
#話によると仮免2回で合格はカナリ早い方らしい。超ラッキー!
#早速、I氏にケータイで電話、合格の旨を伝えた。

 

2001.5.24〜 仮免運転練習開始

仮免合格者が本免の試験を受けるためには、一定時間の「路上練習」をしなければならない。10時間以上、ただし1日概ね2時間前後、つまり5日以上の練習が必要となる。1日も早く免許を取りたい私は、仮免合格の当日から路上練習を始めた。

仮免での路上練習の注意事項は、

1. 運転する時は仮免許証を携帯する
2. 普通自動車を運転できる免許を現在所持し、通算3年以上の運転経歴を有する者を監督指導のため同乗させる
3. 「仮免許練習中」の表示板(下図(^^;の様なモノ)を運転する車の前と後に掲示する
4. 仮免では高速道路(高速自動車国道と自動車専用道路)は通行できない
5. 練習以外の目的では運転できない
(ただしこれは道交法の条文にはない。条文には「旅客自動車運送事業に係る旅客を運送する目的で旅客自動車を運転することはできない」とだけあるが、つまりは「業務では運転できない」という意味の様だ。)

免許が取れた後になって、上記2.の同乗者の事についてちょっと気になったので、地元警察の担当部署に電話で確認を取ってみた。ところが、そこでは「法解釈など詳しく解らないので免許センターの試験課に聞いて欲しい」との事なので免許センターにも電話してみた。すると、法律の条文(「当該免許を受けていた期間が通算して三年以上の者」という部分)を見る限り、過去に3年以上の普通一種免許の経歴があり、こうして再び普通免許を所持している今の私も、この条件に当てはまりそうではあるが、試験課の見解は次の様なものだった。

「警察官の現場での取り締まりの実際で、同乗者の免許証を見ただけでは運転経歴については判別ができないので、できれば現在受けている免許の通算期間が3年以上の者を同乗させる事が望ましい」

という訳で、いくら過去の運転経歴が3年以上あっても、今の私では仮免練習の同乗者になる訳にはいかない様だ。

#「道路交通法 第6章 第87条 (仮免許)の項」参照
#それじゃ「運転経歴証明書」を持っていればいいんかいな?

表示板

A4のコピー用紙がほぼ指定のサイズなので、
市販のクリアカードケースに入れて「雨対策」すれば即席の表示板の完成!

一番下の一行がなかなか舐めてるでしょ?
これを実際車に付けて練習しました。(^^;

これらに違反して取り締まりを受けると、いわゆる「仮免許運転条件違反」となる。特に、上記2.の条項に違反すると「無免許運転」に相当する12点の減点を食らう事となり、免許取得が遠のいてしまうので充分注意する事。この旨は仮免の交付時にも試験場の担当官から説明があった。



2001.5.29 本免1回目

前日までの仮免での練習の内容を書き込む「路上練習申告書」を記入し、いざ免許センターへ。
最初の目標は「学科クリア」である。私が実践したこの対策としては、仮免受験の時に購入した模擬問題集をまるまる1冊やり尽くし、解けない問題は解答の解説を見て徹底的に弱点を洗い出した事。

#前日に再びI氏から電話。本免受かったとの事。どうも彼はあれ以来私より1日先行しているらしい。
#教習所も今度の日曜日1日で全部やってくれるところがあるとの事。「良かったら一緒に」と勧められる。

ところで、私が初めて免許を取った当時の学科試験は、いわゆる○×式の問題が100問出題され、1問1点で90点以上で合格というものだったが、現在は○×式が90問で1問1点、それに最近新たに加わった、イラストを見て運転方法や危険回避の方法についての設問3つを○×式で回答するという、いわゆる「イラスト問題」の5問で1問2点というのが追加された。ただし、イラスト問題は1問中の設問3つが全て正解で初めて2点が与えられる。合格基準の90点以上は今も同じ。

9時過ぎ、試験開始時間になり、早速問題に取り組んでいく。お、前日にやった問題が結構出ているな。確かな手応えを感じて試験終了。そのイラスト問題の1問がちょっと怪しいだけで、他は全て問題なく回答できた。結果は無事合格である。

午後からの路上の技能試験の時間になった。ふと見るとこの間の女の子とまた一緒になる。彼女は5回目?の仮免技能にチャレンジするとの事。共感した私は、もう不要になった「自前のコース図」と「仮免技能の試験や練習で学んだことのまとめ」の印刷物を彼女に進呈する。

ほどなくして自分の番になり、車に乗り込み路上のコースへ。この日のコースは5コースというコースだった。まず「一般課題」で試験官の指示されたコースを進みS地点に到着。ここからは「特別課題」で自分で試験官に申告したコースを通って試験場に戻るという嗜好である。極力大通りを避けて、右折1回、左折1回、信号を3ヶ所通過する無難なコースを選択。どうにか「強制送還」されずに試験場に無事戻って来れた様だ。

最後は所内のコースで「方向転換」か「縦列駐車」の課題。今回は方向転換だった。路上から外周へ入り中央線に寄って右折、信号手前を左折、目的の方向転換エリアに着いた。左転換だった。方向転換エリアをサッと見て通過し車を一旦止め、右後方を確認して頭を右に振る(自己流(^^;) ハンドルを切りながら車をバックさせる。1回切り返して更にバック、車がエリアに入った事を確認して右に合図を出して微速前進、ハンドルを右に切る。小さいショックを感じる。入る位置がちょっと右過ぎで、内輪差で右後タイヤのサイトウォールが縁石の縁に擦れている。始めの左への寄りが足りなかった。一旦停止。窓から顔を出してタイヤを目視確認。でも乗り上げた訳ではないので切り返さず前進。コースへ復帰しゲートへ戻り、ポールに車の前を合わせて停止。「駐車の処置」をして「周囲と後方の確認」後車を降りてドアを例の「10cm手前で一旦止め」でパタンと閉め、助手席の試験官の所へ回る。さて結果は如何に・・・。

○○さん、あれだけ乗れればまったく問題ないですよ! 合格です!!!

方向転換で自己流が出てちょっとミスしたのでヤバいと思ったが、終わってみれば合格していた。
超ラッキー!

#前出の彼女も今回は合格した模様。やったね! おめでとう!!!
#試験場では世代も性別も関係ない。同じ目的に向かう「同志」という事ですぐにでも打ち解ける

合格者一同が本館の技能予約の窓口の内側に通され、書類発行までしばらく待たされた後、免許試験合格証(学科・技能合格の旨が記された免許試験申請書のコピー)と取得時講習関係の書類をもらう。その書類についての説明と「折角合格したのだから・・・くどい様だがくれぐれも交付までは運転しない様に」の旨の説明があった。「何か他に質問は?」という所で、私が「有資格者を同乗させた練習なら良いのでは?」と聞き直すと、「よくそれを聞いてくれました」という事で、「仮免許運転条件の注意事項が解っていれば問題ないです。折角取れた資格をふいにしない様に」という説明があり、最後に「それではこれから取得時講習を無事終え、皆さんが無事免許証交付になる様祈っています」というお言葉をいただいて全て終了となった。

時計は16時半を回っていた。本館の入口の所へ出てI氏紹介の教習所にケータイで電話。残念ながら予約は埋まってしまったとの事。I氏に再び電話してその旨を伝え、しょうがないので他の教習所の予約状況を確認。どこも2週間先だのと、ころ良い返事がもらえない。十数年前に卒業した古巣の教習所は時間的に既に「自動応答メッセージ」で駄目、4件目の電話で家からチャリで行ける程近い所の公認教習所がたまたま空いていて、聞いた中では最短の予定で終了できる様なので、電話に応対した予約受付の女性職員にお願いする事にする。予約が埋まってはまた大変なので、その足で正式予約を入れにその教習所へ急行。

ところで、私の技能試験の時の試験官が、試験の結果のコメントといい妙に私に好感をもってくれている様に感じられた。この試験官はその後の技能予約の窓口の内側での説明の時も同じ方だったのだが、これは多分、技能試験の結果もさることながら、学科試験の成績が恐らく良かった事(満点?)によるものだと思われる。学科試験と技能試験は一見関連がない様に思われるが、学科試験の成績やその後の技能試験での受験態度なども、運転に対する心構えを見られる素材にされている様である。実際、技能試験中に大きな失敗を犯し、その後の運転が諦めた様に急に雑になる受験者や、初めから試験官に反抗的な態度を取る受験者、試験官の注意を全く聞かない受験者の中には、不合格原因のアドバイスをもらえなかったり、「免許諦めた方がいいんじゃない」と厳しいコメントを受けた人もいるやに聞く。折角受験するのだから、あるいは、また機会があって上位の免許の受験に来ないとも限らない訳だから、試験官に悪い印象を与えては結局自分にとって決して得にはならないという事なのである。これから受験される皆さんもその点は是非充分注意してもらいたい。



2001.5.31 取得時講習1日目

普通車講義1時限。

高速走行に関する事。普通の教生と一緒のクラス。テキストを持っていない私には、教官から教本が渡される。教官から、「何故ここに来たのか?」を聞かれる。一通り説明して、話題が試験場での試験の事に及ぶ。「仮免2回で本免1回は優秀ですね」とおっしゃっていただいた。「好成績の秘訣は?」と尋ねられたので、「インターネットで情報収集してイメージトレーニング」の旨を説明すると、教官が驚いて「それで受かるんじゃ教習所も商売上がったりだね」などと言われた。最後に「高速道路と一般道路の違いを述べよ」という教官の問いで教生1人ずつ指されていく。「速度が速い」、「直線が多い」などの答えが出る。ところが、高速走行の経験のある「「訳あり一発野郎」で「取得時」な私の所へは結局回って来なかった。

ところで、高速道路と一般道路の違いって何だろう? 「通行料がかかる」、「車線が広い」、「一般にカーブの曲率が大きい」、「車線境界の白い破線の間隔が広い(一般道は白線部5m+その間5mの計10mだが、高速はそれが20m。これを知っていると車間距離の目測や右左折の合図の位置の判断に重宝)」、「基本的に本線車道上に信号がない」、「交差する交通とは立体交差」、「案内標識が緑色」、「通行できない車両がある」などという答えを教官は期待していたのであろうか?

#私なら「設計速度が高い」、「高速交通機動警察隊がいる」、「覆面パトが改造車にも負けない高速対応」などと答えるのだが・・・。(^^;

 

2001.6.2 取得時講習2日目

応急救護2時限。

教生3人と一緒に。1時限目の講義は退屈。次の時限は例の不気味人形を相手にする「心肺蘇生法」の実習。割りと小柄なノルウェー製電気仕掛けの人形が妙にもの悲しい。教生のうち2人は女性で、人工呼吸では、吹き込む息も控えめ。私は思いっきり吹き込んでしまった。心臓マッサージも私の強さでは「それでは強すぎて肋骨が折れる」らしいとの事。そんな風に1人ずつリハーサル後に本番。心臓マッサージのリズムや強さ、人工呼吸の呼気量がペンレコーダーのグラフで出力されて各自に渡される。それと、この実習では心臓圧迫ポイントを説明するために人形の上半身を裸にしているが、実際の現場で事故に遭遇して応急処置の必要が出た時には、「患者の服、特に患者が女性だった場合は脱がさなくていいからね。解った?、男性諸君」などと、教官はギャグを交えて説明していた。こんな感じで、この時間はなかなか有意義で楽しい講習だった。

#その欧州人系女性形人形の事を、私は密かに「南極2号」もとい「キャサリン」と呼んでいた。(^^;

ちなみに、この「応急救護」の講習は、医療関係の資格所持者(医師、看護婦、看護士、救命救急士など)は免除されるらしい。応急救護の専門家だからね〜まあ当然と言えば当然か・・・。 ただし、免許申請時、それを証明する書類が必要。

ところで、人工呼吸の実習、いわゆる「マウスツーマウス」では、人形使い回しだから「間接キッスじゃん!」、「感染症がちょっと」などとご心配の特に女性諸君は心配ご無用。ちゃんと消毒用の薬品を湿した脱脂綿と乾いた脱脂綿が用意されていて、前の人が終わった後、自分の番で始める前に自分でキレイに消毒する事になっている。ただ、キッスぐらいじゃ「HIV」だって感染しないらしいけどね〜。(^^;

#むしろ私の場合、前の人が「きれいなおねえさん系」ならなおさら大歓迎だけど・・・(^^;



2001.6.4 取得時講習3日目

高速教習(実車)2時限と危険予測2時限のセットで計4時限。

始めの2時限は高速教習。教生の女性と同乗する。ルートは東関東自動車道の「湾岸市川」と「四街道」を往復するコースだった。どうも高速教習はオートマ車でやるらしい。行きは教生の彼女が運転。他にも教習車3台が同行する形となった。高速に入り、前の教習車が左側の路側帯を左足で踏んで走行している。私の車の教官も「左寄り過ぎで危ないな〜」と漏らしていた。車中での話題は多義にわたり、私の事情についても一通り説明した。途中、湾岸習志野ICを過ぎて幕張の免許センターの前を通過する。「私はあそこへ5回以上も通いましたよ」と話題に花が咲く。思えば確かにここに何回来た事か〜などと今となっては何か懐かしさすら覚えるものである。

四街道ICに着き、出口料金所を過ぎて一般道に出る手前でUターン。左に寄って一旦停止でドライバーチェンジ。今度は私の番である。時に、この教習所では教生は高速代は自己負担で用意する必要があるらしいが、「取得時」の人は必要ないらしい。(講習費:13,400円に含まれているのか?) 料金所の発券機でチケットを取り、入路ランプを加速し本線車道を一路西へ。

#カーレース関係に興味のある私は昔ここの近くにあった「新東京サーキット」に通ったもんさ

帰りは、途中の湾岸幕張PAに寄る。この日は本線も空いていて、予定よりかなり早く目標地点を通過しているらしく、どうもここで時間調整をするらしい。約30分、他の車の教生や教官らも交えて、ジュース休憩をしながら雑談したりトイレを済ませたしして過ごした。

出発時刻となり、各自車へ戻ってそれぞれ出発。本線に戻ると先行車との間に後続の大型トラックが割り込んで来たが暫くそのまま走り、その大型と先行車との車間距離やその前方の車の流れ、右側車線の後方の安全を確認し、大型を追い越して先行車の後へ入る。すぐに本線料金所が見えてくる。料金所へ着くと教官からハイカを渡されて料金精算。料金所を出ると間もなく湾岸市川の出口のランプとなった。先行車が平行して走る一般道のR357の車線に出るのに手間取っている。私の車が合流路の始まりで早めに左に入り、先行車を誘導してあげた。始めてだと確かに車の流れの中での本線への入出路の合流、分岐は辛いのかも知れない。

そんなこんなで、何事もなく無事教習所へ戻ってきて2時限終了。久しぶりの高速道路の走行は楽しかった。

次の講習までは1時限あいてしまっているので、待合所でお茶したりタバコを吸ったりして時間をつぶした。その時限が終わって待合所に教生がどっと出てきた。ふと見るとさっき高速教習で同乗した女性のグループが、こっちを見て会釈したので、こっちも挨拶を返した。彼女らも頑張って早く免許が取れると良いななどと思った。

いよいよ最後の講習となった。危険予知の実車と講義のセットで2時限である。始めは実車で、教生2人の男性と同じ車となった。この教習は、教習所の周りの一般道を各自が走って、その後の講義の時間にディスカッション形式で各自の運転や危険予知のポイントなどを話し合うというもの。私の運転の部分に話が進むと、教官から「実はこの人は取得時講習というヤツで、幕張で技能も学科ももう全ての試験に合格していてあと免許もらうだけの人なんだ」と紹介された。ここでも「一発で仮免2回と本免1発は優秀らしい」という事を聞き、ちょっとこっ恥ずかしかった。最後にイラスト問題を試験形式でやるのだが、既に試験場での試験に合格している私だけは、これはやらなくても良いという事になってしまった。その間私は教官と雑談していた。

この間の講義の教官とは違う方だったので、また「成功の秘訣は何ですか?」などを聞かれてしまった。「普段の運転と集中的な勉強方法、あと情報収集ですかね〜」と照れながら答える。中でも「インターネットで情報検索して、試験でいい結果が出た」という部分には、教官も含めみんなも驚いていた様であった。

これで教習所での全ての課程も無事修了し、予約を受付けてくれた窓口の女性職員から取得時講習の終了証書をもらい、通りかかった教官らにも挨拶してその場を後にした。
免許再取得計画も、いよいよ翌日以降に再び免許センターへ行って免許交付を受けるのみとなった。


そしていつしか時は過ぎ・・・2001.6.5

幕張の運転免許センターで、更新手続きと同じ様に適性検査、免許証写し込みの写真撮影を終えて、2階の交付待合所でしばらく待つとやっと免許証が交付になった。グリーンのライン入りの初心者免許。つまらない違反キップを切られるのは馬鹿らしいので、1年間は初心者マークが必要だ。
「思えば随分長い道のりだったな〜」ともらった免許を何気なく見つめ、免許証に写っている間抜けな自分の顔を見ると感慨もひとしおで、思わずにやける自分がいた。



ほやほや免許  

これは実際もらった免許証をデジカメで撮って画像編集したもので、
あくまでもギャグです。書くまでもないですね(^^;\

 

という訳で、免許再取得の全行程を終了してみて、「訳あり」などで車の運転自体にそれなりの経験がある者にとって、試験自体は思っていた程難しいものではない事が解った。「訳あり組に対しては評価が辛い」というのも自分の勝手な思い込みで、試験は純粋に受験者の知識と技能が問われるものだって事にも気付かされた。何故ならば、運転は直接自分と周囲の安全に関わる部分だからであろう。

思えば、免許の取消し処分を食らう前にはもっている事すら忘れていて、まるで空気の様な存在だった運転免許証も、いざ無くなってみると再取得するために費やされる時間といい費用といい、何と言ってもその労力たるや当時はおおよそすら想像する事さえできなかった事を思い出した。現代社会に於いて一旦免許を取得して、車の便利さを体験してしまうと、免許をなくして運転できないという事は、ある意味自分の手足をもがれた様な状態である。実際仕事やレジャーなどで大変不便な思いを強いられる訳であり、改めて運転免許証の有り難みを実感している今日この頃である。

それと、今回はある意味いい経験をしたと思っている。2年余り前のあの日に免許の取消し処分を受けずに過ごしていたら、恐らく今でも速度違反などを続けていたであろうし、自分の運転を過信してよもすれば今頃は重大事故を引き起こしていたかも知れない。あるいは、「人生なんてチョロいもんさ」などと世間を舐めて掛かっていたであろう。失格期間中は車を運転できない不便さを身をもって思い知った事で、自分を冷静になって振り返るいい機会になった。これからは自分の運転免許証をもっと大事にしよう。そして、運転免許を所持して車を運転するという事は、車社会の一員としての重大な責任を担っているという実感を強く感じ、「安全運転に努めよう」と堅く決意した自分がそこにはいた。ポリポリ(^^;\

「危険な運転者を公共の交通から排除する」というのが、免許の停止や取消し制度の精神だからである。

#免許が帰ってきたのでさっそく車での旅行を計画中!
#上の結びを読んで、今首をひねった人、だ〜れだ?

Fin シングルジャケットAKINAの16th Single(^^;


参考

免許取得に掛かった日数と費用

取得期間・・・・・・5月16日〜6日5日の21日間

取      得      費      用

仮免学科・技能2回 @4,250円×2
仮免交付手数料 1,200円
本免学科・技能1回 3,400円
本免交付手数料 1,750円
取得時講習費用 13,400円
学科問題集 945円(税込み)
住民票2通 @300円×2
仮免練習表示板用クリアカードケース2枚 @400円(税込み)×2
証明写真4枚(試験場の機械で2枚セットを2回) @600円(税込み)×2
免許センターまでの交通費4往復分 @600円×4
あと+α(缶コーヒー、飯代(^^;) 3,000円位

合         計

\37,195

#あと、厳密には、2回の罰金(10万以下×2)+処分者講習:33,800円とその交通費が追加に(^^;
#更には「自前のコース図」等作成実費→インク&紙代+デジカメ/PC電気代なども・・・(爆)




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